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5月10日発売の「文藝春秋」巻頭エッセイ
「雲をつかむ話」文部科学大臣賞(文学部門)受賞
http://www.nikkei.com/article/DGXNZO51222390R00C13A2CR8000/
第64回読売文学賞(読売新聞社主催)が1日付で発表された。受賞作は次の通り。小説=多和田葉子「雲をつかむ話」、松家仁之「火山 のふもとで」▽戯曲・シナリオ=ヤン・ヨンヒ「かぞくのくに」▽評論・伝記=池内紀「恩地孝四郎 一つの伝記」▽詩歌俳句=和田悟朗「風車」▽研究・翻 訳=亀山郁夫「謎とき『悪霊』」、宮下志朗訳・ラブレー「ガルガンチュアとパンタグリュエル全5巻」
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「飛魂」の文庫化決定。(講談社文芸文庫)今年の11月発売予定。
「尼僧とキューピッドの弓」が2011年度紫式部文学賞受賞。
*{朝日ジャーナル「原発と人間」より}
「いったんブレーキが壊れて坂道を下り始めたら止めることは非常に難しい。普通の知識と普通の判断力で考えても原発は無理だ。」(P7)「少なくとも言えるのは、原発が犠牲のシステムである、ということである、ということである。そこには犠牲にする者と、犠牲にされるもののとがいる」(P11)「決して安くない原発の電気」(P18)「放射能は微量でも有害」(P57)「原発が必要なのではありません。電気が必要なのです」(P16)「大津波が原因に騙されるな」(P21)「政府は事態を把握して、放射能の廃液をとどめることができず海に流れてしまうことも、きちんと言わなければいけないと思います。楽観的な見通しだけを振りまいて、事故を小さく見せようとするやり方を繰り返していては、情報を出さないと海外から批判されるのも当選です。これから放射能による健康被害が出てくると思われるので、正確な情報を伝えることがますます重要になってきます。」(P31)
Düsseldorfにお住まいの方は以下の本屋さんに置いてあります。
Müller & Böhm KG
Literaturhandlung im Heine Haus
Bolkerstraße 53 40213 Düsseldorf
ベルリンでは、以下の本屋さんにわたしの本がいつもおいてあります。Buchhandlung Thaer, Bundesallee 77 (Friedrich-Wilhelm-Platzの南)
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多和田葉子(たわだようこ)
多和田葉子
1960年、東京生まれ。国立第五小学校、国立第一中学校、都立立川高校を経て、1982年、早稻田大学第一文学部ロシア文学科卒業。同年、ドイツに渡り1982年から2006年までハンブルグ在住。ドイツの書籍取次会社で1987年まで働きながら、ハンブルグ大学修士課程修了。創作活動の傍ら、2000年チューリッヒ大学博士課程修了。1993年、「犬婿入り」で芥川賞受賞。2003年、「容疑者の夜行列車」で谷崎潤一郎賞、2009年には国際的な文学活動が評価されて坪内逍遙賞受賞。ドイツでは1987年に詩集でデビューし、1988年からドイツ語でも創作活動を開始し、ドイツ語で書いた作品群で1996年シャミッソー賞、2005年、ゲーテ・メダル受賞。2006年よりベルリン在住。ヨーロッパ、アメリカ、アジアでこれまで700回以上の朗読会を開いている。アメリカではスタンフォード大学、コーネル大学、マサチューセッツ工科大学など1999年以降約25校の大学に招かれ、数日から数ヶ月滞在。著作は日本語でもドイツ語でも20冊以上出版されており、フランス語訳5冊、英訳4冊の他にも、イタリア語、中国語、ポーランド語、韓国語、ロシア語、オランダ語、スェーデン語、ノルウェー語などの翻訳が出ている。韓国語とベトナム語訳も準備進行中。
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年譜
1960 東京都中野区生まれ
1965 東京都国立市に越す
1965ー76 国立市富士見台団地に住み、近くの国立第五小学校と国立第一中学校に通う。
1975 都立立川高校入学。高校時代、第2外国語として、ドイツ語を習い始める。文芸部や同志で同人誌を頻繁に出す。
1978 早稲田大学第一文学部入学。学生時代を通して早稲田の語学研究所でドイツ語も勉強。同人雑誌多数。
1982 早稲田大学第一文学部ロシア文学科卒業。卒論はベーラ・アフマドゥーリナ。卒業式にも出ないで3月の初めにインドに出発。旧ユーゴスラビアを経て、5月にドイツのハンブルク市にあるドイツ語本輸出取次ぎ会社に研修社員として就職。
1987 ドイツの出版社から初めて二か国語の詩集(あなたのいるところだけなにもない Nur da wo du bist da ist nichts)を出す。ハンブルグ大学に通い始める。
1988 「ヨーロッパの始まるところ(Wo Europa anfängt)」(出版は1991)など、初めてドイツ語で短編小説を書く
1989 日本語で書いた小説「うろこもち」のドイツ語訳が「Das Bad」というタイトルで出版される
1990 通訳、家庭教師などしながら大学に通い、ハンブルク大学修士課程修了(専門はドイツ文学)。ハンブルク市の文学奨励賞を受賞
1991 「かかとを失くして」で群像新人賞を受賞し、日本でも作品を発表し始める
1993 「犬婿入り」で芥川賞受賞
1994 ハンブルク市からレッシング奨励賞受賞
1996 ドイツ語での文学活動に対し、バイエルン州芸術アカデミーからシャミソー賞受賞
1998 チュ−ビンゲン大学で詩学講座を行う。 講義内容は「Verawandlungen」という題で出版されている。(ノルエー語訳、スウェーデン語訳あり)。
1999 アメリカのマサチューセッツ工科大学に四ヶ月、ドイツ語の作家として招待される。それ以来、頻繁にアメリカ各地の大学に招待される。(詳細は英語のページ参照)
2000 チューリッヒ大学の博士号を取る。文学博士(専門は、ドイツ文学)指導教授はSigrid Weigel
2000 泉鏡花賞受賞受賞
2002 Bunkamuraドュマゴ文学賞受賞
2002 谷崎潤一郎賞受賞
2005 ゲーテ・メダル受賞
2006 ベルリンに越す
2009 スタンフォード大学とコーネル大学に一ヶ月ずつ滞在。坪内逍遙大賞受賞
2011 「尼僧とキューピッドの弓」で紫式部文学賞受賞

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日本で出版された本
「三人関係」(講談社)1991
「犬婿入り」(講談社)1993 (第108回 芥川賞受賞)
「アルファベットの傷口」(河出書房)1993
/文庫改題「文字移植」1999
「ゴットハルト鉄道」(講談社)1996 (講談社文芸文庫2005)
「聖女伝説」(太田出版)1996
「きつね月」(新書館)1998
「飛魂」(講談社)1998
「ふたくちおとこ」(河出書房)1998
「カタコトのうわごと」(青土社)1999
「ヒナギクのお茶の場合」(新潮社)2000
「光とゼラチンのライプチッヒ」(講談社)2000
「変身のためのオピウム」(講談社)2001
「球形時間」(新潮社)2002 ( 第12回 Bunkamuraドュマゴ文学賞受賞)
「容疑者の夜行列車」(青土社)2002(第14回 伊藤整賞、第39回 谷崎潤一郎賞受賞)
「エクソフォニー」(岩波書店)2003
「旅をする裸の眼」(講談社)2004 (講談社文庫2008)
「海に落とした名前」(新潮社)2006
「傘の死体とわたしの妻」(思潮社)2006
「アメリカ ー 非道の大陸」(青土社)2006
「溶ける街 透ける路」(日本経済新聞社)2007
「ボルドーの義兄」(講談社)2009
「尼僧とキューピッドの弓」(講談社)2010
「雪の練習生」(新潮社)2011
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Yoko Tawadas E-Mail-Adresse: tawadaoo@yahoo.co.jp
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